ホームトピック一覧利用者の困惑を招く料金票

利用者の困惑を招く料金票

  消費者が商品購入の際に真っ先に考慮するのは、購入費用の総額です。そこで、商品購入に関する全ての費用を表示する事はもちろんですが、単純かつ明確に表示する事も重要です。

単純な送料

  インターネット商店にとって特に問題になるのは、送料です。たかが送料と思うかもしれませんが、送料も訪問者が払う金額の一部なので、商品購入を決断する際の重要な判断材料です。頻繁に目にする問題点は、購入品の重量や大きさによって個別の送料を設定する等、送料確認のために複雑な計算を必要とする事です。(なかには、購入品の総重量を基に送料を設定していても、個々の商品の重を表示していない場合もあります。)複雑な作業を利用者に強いる事は販売の妨げになるので、送料を決定する要素は、送り先の都道府県と、購入品の総数又は総金額、程度にとどめ、過去の販売履歴から平均的な送料を基に料金を設定します。なお、必要に応じて、特種な商品に個別の送料を設定してもかまいません。当然、利用する運送会社の料金形態と一致せず、必要以上に送料を加算したり、不十分だったりする場合がありますが、全体(例えば1ヶ月分)が大まかに一致していれば、送料に関しては十分です。料金票を単純にして、訪問者に商品を買ってもらう事の方が重要です。

単価の無いサービス

  商品の販売ではなくサービスを提供していると、顧客の希望を聞かないと、費用を提示できない場合があります。その様な場合でも、ウェブサイトに料金を記載しないと注文を得られません。そこで、顧客の様々な希望に答えられる凝った料金票を載せたくなりますが、その様な複雑な料金票は、送料の料金票同様、販売に繋がりません。変わりに、一般的な注文と、その費用を記載し、追加変更に起因する料金の違いを説明し、大まかな料金を把握できる様にします。ホームシアターを設置するサービスを例に挙げると、まずは、一般的な設置形態と、その工事費を表示します。プロジェクターを床置きから天井設置に変更した場合や、スピーカーの数を増やした場合など、工事費に影響する例をいくつか載せ、訪問者が大まかな工事費を把握できる様にします。(あれもこれもと、載せすぎない様に注意してください。)大まかな工事費だけでは不十分に感じるかもしてませんが、訪問者がどの商店を利用するかを決める判断材用としては十分です。最終的な費用は、訪問者があなたの商店を実際に利用する際に、話し合って決めればいいのです。重要なのは、訪問者があなたの商店を利用すると決断させる事です。

© 2006年5月