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MySpace vs Facebook

  MySpaceとFacebookは、共にソーシャルネットワーキングサイトです。サイトのできはどちらも似た様なものですが、Facebookが、MySpaceを利用者数で上回っています。なぜ後から始めたFacebookがMySpaceより人気を得る事ができたのか検証してみましょう。

背景

  まずは、両者の背景を簡単に紹介します。MySpaceは、最初にfriendsterとして2002年に立ち上げられ、2度買収され、今日はニューズコーポレイションが保有しています。Facebookは、2004年に学生によって立ち上げられ、2008年には利用者数でMySpaceを追い越したと報告されています。

運営

  まず考えられる要因には、オーナーの違いが挙げられます。MySpaceのオーナーのニューズコーポレイションは、ニュース、映画で知られているFoxの親会社で、ディズニー、タイムワーナーに次ぐ大メディア会社です。そのため、MySpaceは、立ち上げたばかりのネットショップ共通の資金難を経験しなかった代わりに、大企業特有の社内派閥の闘争に明け暮れて、最底の効率での運営をし続けていたと考えられます。その半面、Facebookでは、学生が訳も分からず、ただユーザーの要望に対応して、利用者数を伸ばして行った事が、最終的に大きな利用者数の違いに現れたと推測できます。

市場の開拓

  さらに、MySpaceが開設された当初は、個人情報をネット上に公開する事に抵抗が有りました。一部の雑誌では、個人情報をネット上に公開する事が前提になっているサイトなど成功するはずがないと、批判されるほどでした。それでも、地道にMySpaceは利用者を集め、利用者が個人情報をネット上に公開する事に違和感がなくなってきた頃に、Facebookが物まねのサービスを提供し始め、ソーシャルネットワーキングサイトに慣れた利用者を一気に得る事ができたと考えられます。ここで注目すべき点は、利用者を得る方法として、真新しい市場を開拓するよりも、他人が開拓した市場をタイミングを計って横取りする方が、楽に利用者を増やせる事です。さらに、横取り何かしないから関係ないと楽観的にならず、横取りされない事にも日頃から注意を払っていてください。

© 2010年10月