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ジョイントベンチャー

  ジョイントベンチャーを行うと、一社では成し得ない結果を出す事ができるので、零細企業のネットショップでも、大企業と互角に戦う事が可能です。しかし、全てのジョイントベンチャーが成功する訳ではありません。

成功例

  歴史に残るジョイントベンチャーと言えば、VHSビデオレコーダーです。VHSはJVCで開発され、その試作機を興味を持った企業に無条件で貸し出す事で、共同設計(ジョイントベンチャー)に賛同する企業を集いました。事実、最初に販売されたVHSデッキには、賛同したそれぞれの企業が独自に開発した機能が入り交じった製品でした。その後もJVCは、海外の企業にも無条件で製品を貸し出し、より多くの企業を取り込んでいきました。その結果、ソニーがJVCに先駆けてベータマックスを販売し始めたにもかかわらず、ベータマックスではなくVHSがビデオの世界標準になりました。この様に、より多くの同士を集められれば、出遅れても、業界トップの企業を打ち負かす事ができます。

失敗例

  今振り返って見ると、JVCは、デッキは無条件で貸し出しても、ビデオカセットの販売を牛耳ったら、ボロ儲けできた様な気がします。しかし、それでは共同開発に参加する企業を集められなかったかもしれません。30年ぐらい前に、コダックが似た様な事をしました。コダックは、ディスクフィルムと言う装填ミスが絶対に無いフィルムカートリッジを発明し、カートリッジに対応したカメラに関する特許の利用権を格安で提供して、フィルムカートリッジに対応したカメラを市場に出回らせる様に試みました。その半面、フィルムに関する特許はコダックで抱え込み、フィルムを独占販売する計画でした。特許の利用権が無料なら、すこしは変わっていたかも知れませんが、特許料とフィルムの販売で2度設けられる様な企画への賛同者は少なく、2~3後にはフィルムカートリッジを販売しているカメラ屋を探すのも困難な始末でした。

協調精神

  ジョイントベンチャーは、他のネットショップと共同で行う物なので、協調精神が第一です。世の中には、コダックの様に、自分だけが儲かるジョイントベンチャーを提示してくるネットショップもあれば、誠心誠意お互いに儲けようとするジョイントベンチャーを投げかけてくるネットショップもあります。ぼったくられるジョイントベンチャーの誘いには乗らない事はもちろんですが、誠意のある誘いには、誠意で答えなければなりません。誠意に付け込んでも付け込まれても、ジョイントベンチャーは成功しません。

© 2011年7月