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話題になる話

  以前、集客には、お客の気を引く話が効果的である事を、お話しました。今回は、さらに掘り下げて、ちまたに広がりやすい話と広がりにくい話の違いを、みてみましょう。

聞きたい話

  まず、ちまたに広がりやすい話は、聞く側が聞きたい話である事が絶対条件です。分かりやすい例として、コンサルティング業が挙げられます。コンサルティング業では、依頼者の欠点を指摘するのが仕事です。その指摘によって運営が好転するので、依頼者にとっては「価値のある」話ですが、場合によっては聞くに耐えない内容の物もあり、「聞きたい」話ではありません。逆に、依頼者を褒めちぎっているだけでは何の進展もなく、全く価値の無い話ですが、褒められれば心地よく、価値は無くても「聞きたい」話です。聞き手にとって、ためになったり価値が有ったりする話が、必ずしも「聞きたい」話ではないので、見極めが必要です。

広がりにくい話

  さらに、「聞きたい」話の中でも、広がる(Facebookなどで「いいね」される)話と、広がらない話があります。例えば、白いシャツに付いたチョコレートの汚れを落とす方法は、いくら画期的な方法であっても、広がりずらい話です。ネットユーザーが、汚れの落し方を発見して、先ずする事は、試してみる事です。綺麗に汚れが落ちたら、ほとんどは「やったー」で終わりです。わざわざ、汚れ落しの方法が記載されているページ戻って、「いいね」をクリックするなど、コンテンツの拡散に協力する事は、まれです。せいぜい、胃炉端会議で、偶然チョコレートの汚れを落とす話題が上がった時に、引き合いに出される程度です。

広がりやすい話

  広がる話に共通する点は、感情を刺激する話です。最近目に付いた例では、カナダのある街で、ヘリウムを入れた風船を沢山くくりつけた椅子に人が座り空高く舞い上がった動画が挙げられます。動画は一気に拡散し、空に上がった人物が警察に逮捕されるまでに至りました。この動画は、ただ単に面白いだけで何の役にも立ちませんが、ネットユーザーは、動画を見た直後の感情だけで「いいね」をクリックし、動画の拡散に繋がりました。聞き手の感情をいかに刺激するかが、「広がる」話にする重要なポイントです。もちろん、感情を十分刺激させさえすれば、「面白い」だけでなく、涙腺が崩壊する話や、怖い怪談でも、問題ありません。「広がる」話しには、それなりの要素がある事を理解して、集客効果に繋がる話を創り出してください。

© 2015年8月